トイレリフォーム会議レポート 【4】

今日は、リフォーム業者さんが、我が家のトイレリフォームのバリアフリー化の為に、予算の見積もり兼、下見に訪問して下さる日です。皆、テレビをみたり、新聞を読んだりはしていますが、家族の誰もが、ぎこちなく落ち着きがない朝でした。皆、物音に敏感になっています。テレビから、呼び出し音らしきものが聞こえてくると、電話や玄関の呼び鈴が鳴っているのではないかとソワソワと出たり入ったりしています。その時でした、呼び鈴が確かに1度、なったので、皆、背筋を伸ばして母親が玄関に行く様子を背後に感じながら、リフォームの業者さんの登場を静かに待ちました。母とともに、リビングまで来てくれるのかと思いきや、ダイレクトに玄関脇の洗面所やトイレの下見に行ったようで、現場の寸法や、その他の母親からのリフォームリクエストを確認しているようでした。待ちきれなくなった私が、立ち上がりおもむろに、現場の様子を伺いに行くと、父親も姉も妹も耐え切れずに一緒に付いてきたので、今回のリフォームの主役となる祖父と祖母、また脇を固める母も含め、家族総出で、リフォーム業者さんをお出迎えにトイレに押し掛けたのでした。リフォーム業者のお兄さんは、家族全員のいきなりの登場に、ちょっと驚いた様子でご挨拶して下さいました。トイレの段差は、問題なくバリアフリー化できるとの事でしたので、あとは、祖父と祖母の部屋からのトイレまでの手すりと、できればトイレ内手すりの取り付けです。祖父と祖母に、実際に廊下やトイレや洗面所を歩いてもらい、その様子を観察していた、リフォーム業者のお兄さんが、ココとココに、縦の手すりがあった方がよさそうですねなどと、祖父と祖母に声を掛けながらながら、手すりの設計を描いているようでした。するとお兄さんが、「トイレと洗面所の導線にも手すりを付けませんか?玄関にも同様にお付けできますので、もし、お爺ちゃまと、お婆ちゃまに必要があれば、自宅の中を安心して行き来できるのではないかと思いますよ」と、優しく丁寧にご提案してくれたので、母親が「費用はいかほどなんですか?」と質問すると、「先日、お伺いしたご予算の中で十分に、間に合うと思います。お爺ちゃまとお婆ちゃまが、介護認定などを受けられていましたら、介護支援の相談員の方などに、ご相談頂くと、市や自治団体の方から補助金などの支援が受けられるはずですので、そちらの申請も含めて考えてみて下さい」と、とても的確なアドバイスを頂きました。バリアフリー化のリフォームには、補助金制度が適用されるかもしれないと、姉と妹が聞きつけ、ウォシュレットの取り着けを予算内でリフォームできるのではないかと、この期に及んで言い出したので、すかさず隣にいた祖父が、「人様のお金を粗末にするのではない!」と、喝が入り、2人を黙らせました。祖父の雄姿に僕は感動してしまいました。いつも大人しい人が、喝をいれるとこんなにもシビれるものなのですね。

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